2017-08

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「ニーメラーの詩」の書き出しは「共産主義者」でなくてもいい*

7月10日のしんぶん赤旗は,前日に開かれたビラ弾圧に抗議する東京での集会を報じている. 翌日は弾圧を受けた荒川,堀越,宇治の三氏の発言が,また2日後の12日には,当日の渡辺治氏(一橋大学)の記念講演の詳細を伝えている.

しかし,同じようにビラ配布や集会弾圧の事例である法大弾圧事件,早稲田大学でのビラまき逮捕事件については一切触れていない.(両事件については末尾のリンク参照)

これは,以前に批判した赤旗の無署名論文「憲法運動は無差別テロ支持勢力にどういう態度をとるべきか」が綿々と効果を持ち続けているためだろう.

この無署名論文は,「中核派」と「革マル派」について,これらを「無差別テロ支持勢力」であるとして,これらの集団が「憲法擁護の運動に入り込むことをくわだて、そこに活動の新たな重点をおいている」が,「このようなくわだては、絶対に許すわけにはゆきません」,つまり運動から排除せよと言うのが主旨になっている.

そのような潮流と関係があると思われる「退学処分を撤回せよ! 法政大学統一OB会」のブログ記事の中には,確かに「非暴力」ではない発言も見られる.
http://www.minimal-global.net/united_ob/2008/06/post_71.html
またこの記事には,「黒ヘル」や「ブント」など“昔の名前”も登場する.

しかし,以前の記事でも述べたが,非暴力主義でない考え,暴力肯定の考えは「無差別テロ支持勢力」に限ったことではない.アフガン攻撃が始まったとき,自民党など当時の与党勢力だけでなく,国民の何と46%がこれを支持したのだ(朝日,01年の開戦5日後の世論調査).
http://www.asahi.com/special/shijiritsu/TKY200303210294.html
アメリカによるアフガン戦争も「空爆」という名前の無差別テロであり,したがって当時の国民の半数近くが「無差別テロ支持」だったのである.少なくとも,戦争という最大の暴力を肯定していたと言えるのは間違いない.

waristerror.jpg

このように,自民党はまぎれもない「無差別テロ支持勢力」である,あるいは少なくとも「暴力肯定勢力」であるが,だからと言って,自民党員やその支持者が護憲運動に参加して来た場合,決して門前払いなどはしないだろう.なぜ「中核系」や「革マル系」だとダメなのか,不明である.

この問題での共産党の単純過ぎる対応の仕方は,大学内で,これらの勢力の暴力が荒れ狂った「大学紛争」時代から全く変わっていない.

上記の集会に話題を戻すが,なぜ参加者はこのような問題について一人も,またひとことも提起しないのだろうか.「大勢順応」はこの集会に集まった人たちにとって忌むべき言葉と思うが,そのような態度は,どのような集団の中にあるか,どのような場合であるかによらず普遍的に貫かれるべきものだと思う.しかし実際には,政治的党派のような部分空間では「大勢順応」が幅広く見受けられ,これが,社会全体の大勢順応主義と両輪をなすほど,この社会からダイナミズムを失わせ,変革を阻害している.このことに左派,特に今日左派の主流となった共産党やその支持者が気付くことがとても重要だと思われる.

洞爺湖サミットでのインディー系の集会,デモに対する弾圧も,「しんぶん赤旗」は全く報道していない.

関連リンク,記事

法大弾圧
九条擁護の集会を開いても憲法原則の蹂躙に目をつぶったら偽善

早大弾圧
早稲田大学でビラをまいただけで逮捕!
2008年4月1日 早稲田大学入学式での不当逮捕を許すな!
反弾圧 早稲田大学での4.1不当逮捕の件~署名のお願い/すが秀実

* タイトルは,過去の「ペガサス」記事から取りました.

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