2017-10

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ロケット発射への「ミサイル防衛」発動は戦争への心理的地ならし

newlogo2/12追記:田岡氏の議論が包括的で説得力があります.乗松さんのツイートにあった「ある軍事評論家」とは同氏のことではないか?
------
北朝鮮(以下,DPRK)の長距離ロケット発射に対して,メディアは「ミサイル発射」と報道し,これに対して政府がPAC-3などミサイル防衛を発動する事態になりました.過剰反応にとどまらない危険な戦争準備活動(主に国民心理の調教)には大いに警告を発しなければなりません.いや,政府の「破壊措置命令」が本当にロケット本体に実施されたなら,戦争になっていたかも知れません.
朝日160206.gif 明日(11日)久留米市で戦争法廃止の集会が開かれますが(新聞記事も参照下さい),そのフライヤーの裏面が真っ白だったため,この問題で次のような文章を作り裏面に印刷,自宅の周辺30軒ほどに配りました(表はこれ).私が提唱するところの「マルチチュード・メディア」です.画像クリックでpdfに行きます.また,画像の次に追記があります.

dprkrocket16w540.jpg 追記
たしかに衛星打ち上げロケットと弾道ミサイルとは,ほとんどの技術が共通しているので,ミサイル開発のための実験でもあり得ます.「だから事実上のミサイルだ」というのなら,日本の衛星打ち上げロケットもそう呼ばなければなりません.もちろんアメリカのロケットも同様です.でも決してそのような言い方はされません.

さらに,「迎撃」と称してイージス艦を展開したり,石垣島にPAC3を配備したりしましたが,本気でロケットを撃ち落としたらどういうことになるでしょうか.それはもはや戦争行為ではないでしょうか.また,PAC3はロケット本体には届かないので,落下物への対処と言う名目ですが,しかしこれまで,初段ロケットなどの落下物をわざわざ「迎撃」したりしたでしょうか.これらの配備・展開は,実行するつもりもない単なる見せ物と言わざるを得ませんし,政府も自衛隊もそれを分かった上でやっているのでしょう.税金の無駄遣いです.

無駄遣いだけならともかく,ことさら軍事緊張を煽るような行動であり,そうとう強力な軍国化の洗脳作用があります.

DPRKは核開発問題などわが国にとって脅威の存在という面はありますし,拉致問題も未解決です*.しかし,だからこそ,ことさら緊張を煽るのは慎むべきです.安倍政権がDPRKとどれだけ対話の努力をして来たのか,大いに疑問に感じます.

一般紙やテレビだけでなく,今回は「しんぶん赤旗」までもが「ミサイル」と言う言葉を使っています(→2012年の記事参照).これには相当な危機感を覚えます.2012年の同様の事態の時は,一般紙が「ミサイル」を使ったのに対し,赤旗は一貫して「ロケット発射」を使いました.一体どうしたのでしょうか.

10日の「しんぶん赤旗」には,読者の質問に答える形で「ロケットかミサイルか」を短く論じています(知りたい 聞きたい).それによると,「ミサイルと人工衛星打ち上げ用のロケットは共通の技術を使用しています.違いは,軍事利用か平和目的かです」とのことです.しかし,外形的基準でなく,いわば打ち上げを行う者の意図で区別するなどというのは普通の用語法ではありません.

----------
* 時間を少し遡れば,日本が朝鮮半島を植民地にしたことに対する謝罪は,対韓国に比べて対DPRKでは,国交がないこともあってほとんどなされていないのではないでしょうか.
----------
次の記事は有用だと思います.
ヤフーニュース:「北朝鮮ミサイル発射」という”大本営発表”,楊井人文 日本報道検証機構代表・弁護士
日経ビジネスオンライン:北朝鮮のロケット、今回の打ち上げの注目点 警戒は必要だが、ICBMに直結はしない,松浦 晋也

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://pegasusbis.blog35.fc2.com/tb.php/393-be09a5e5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

プロフィール

yamamoto at fc2

Author:yamamoto at fc2
ペガサス・ブログ版の記事の一部をミラーリングします.全部の記事は上記オリジナルをご覧下さい.
ファスレーン365の本
原発事故対策マニュアル 増補新版旧版PDF
共産党カクサン部 (ヨーコ部員)


デモの後はNHKへ!ニュースのスタジオへ!
f_logo.jpg   youtubelogo.jpg yamamoto1999


zero.gif
はたして、911 は本当にテロだったのか。ZERO は、原版(イタリア語)の制作(2007年)以来、ローマ国際映画祭(2007年10月)、ブリュッセルEU議会場(2008年 2月)、ロシア国営放送(2008年9月)で上映された、対テロ戦争の原点を鋭くえぐる長編ドキュメンタリー。

mainimg180w.jpg

靖国問題ではビデオ「まだ軍服を着せますか?」もおすすめです:
紹介サイト当ブログ内

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。