2017-08

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MOX燃料の不純物の量に数値基準なし

昨夜佐賀で開かれた「プルサーマル・原子炉起動を止めよう!学習会」で,とんでもないことが暴露された.輸入燃料体の国の検査には,法的根拠を持った具体的判断基準がないというのである.法的基準ばかりか,燃料中の不純物についての何らの明確な数値基準すらない.それが国の「合格判定」の実態であった.「美浜の会」代表の小山英之氏が明らかにした.

不純物検査についての唯一の法的基準は「発電用核燃料物質の技術基準を定める省令」(昭和40年6月15日,通産省省令第63号,最終改正昭和63年8月)である.そこでのMOX燃料についての規定は第5条で,不純物の規定はその第1項にある.

「各元素の含有量の全重量に対する百分率の値の偏差は、著しく大きくないこと」

これで「すべて」なのだ.冗談でも何でもなく,ホントの話だ.「偏差」だけについて,しかも数値ではなくアバウトに「著しく大きくないこと」だそうだ.「偏差」とはズレのことだが,何パーセントからのズレかも規定していない.つまり不純物が90%あったとしても,みんな90%に揃っていれば問題ない!!

これが燃料の寸法のことなら,1センチだろうと2センチだろうと,ばらつき(偏差)さえなければいい,というのなら分かる.しかし不純物の「割合」は絶対値が問題だ.こんなことは小学生でも分かる.

先日,科学者会議佐賀支部・福岡支部で佐賀県の原子力安全課の田代氏と面談したとき,彼は「国の検査に合格している」ことを安全性の根拠として述べていた.その根拠というのがこんなものだったのだ.玄海原発だけでなく,国内のすべてのプルサーマルは根拠を失う.

考えてみれば,こんなとんでもない事実に,これまで反原発運動や原子力ウオッチャーがだれ一人として気付かなかったということがお粗末の極みだ(私も含めて).「まさかそんなことが」と,だれもちゃんとチェックしなかったということだろう.

詳細は,美浜の会ウェブサイトに掲載された,昨日付(10月29日付け)の佐賀県知事宛の要請書をご覧下さい.
http://www.jca.apc.org/mihama/stop_pu/sage_req091029.htm
「保安院を佐賀県に呼んで、県民の前で説明させてください
それまでは、玄海3号機の原子炉起動を認めないでください」

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