2017-09

尾木直樹氏,「ジェラシーを感じる」--土肥元校長の提訴会見

職員会議での挙手・採決禁止に反対して立ち上がった土肥信雄・都立三鷹高校元校長は,通常ほとんど無条件に認められる退職後の非常勤教員としての採用が,理由も明らかにされないまま認められませんでした.土肥さんはこれを不当として都を相手取って損害賠償訴訟を起こしました.その記者会見の様子がメールニュース「自由の風MN」6日付けで流されました.執筆者の許可を得て,以下に転載します.

なお,これは土肥先生支援のブログ http://blog.goo.ne.jp/ganbaredohi に近日中にアップする予定とのことです.--いや,タッチの差ですでに掲載されていました.
(それにしても,「それなら私も」と土肥さんに続こうとする校長がたったの一人もいなかったとは・・・.何という「弱腰病ウイルス」の蔓延ぶりでしょうか.「フェイズ6」の警戒レベルでも追いつかない.)

---転載開始---

==================
自由の風MN 09.6.6
==================
1. 6月4日提訴・記者会見の報告
2.東京都都議会文教委員会で
  「30人学級を求める請願」が不採択

=================================================================

1.6月4日提訴・記者会見の報告

6月4日(木)2時45分 東京地裁1階に参集したのは土肥先生、3人の弁護士、尾木直樹(教育評論家)、西原博史氏(早稲田大学教授)、 高嶋伸欣氏(琉球大学名誉教授)、保護者、教え子など約20人。

全員で14階の民事届出窓口へ。20分ほど待たされたあと弁護士さんと土肥先生が書類を出すのを後ろから見守りました。その後2階の司法記者クラブ会見室へ。
都庁記者クラブ会見室よりはるかにせまい会見室にはすでに報道関係者約20人でいっぱいでした。
テレビカメラ5台(TBS,NHK,テレビ朝日、フジテレビ他)、膳場キャスターの顔も見えました。

吉峯弁護士の司会で、まず土肥先生より「提訴にあたって」の意志表明をされました。
(全文はホームページかブログに掲載予定)
「提訴できてホッとしました。これで都教 委と公開で討論することができる。」という言葉が印象的でした。

吉峯弁護士「提訴がこの時期になったのは、3月末ぎりぎりまで校長職を全力でつとめていたから。一連の都教委の行為のひとつひとつを問題化することによって、都教委がこんなことをやっているのかと保護者や都民にあきらかにされることに意味がある。」

尾木直樹さん「生徒たちが土肥先生に書いた色紙を見てジェラシーを感じた。校長が全員からの色紙をもらうなんて全国でもまれな快挙で、生徒とのコミュニケーションが いかによかったかの証し。土肥先生は挙手・採決禁止の通知に違反したのではなく意見表明をしただけ。こういうのを教育の世界ではイジメという。イジメには毅然と対 応せよというのが文部科学省の指導なので毅然と提訴する。全国の教師が応援している。」

西原博史さん「簡単に言えば、土肥問題はいじめの構造である。ある時点から校長に運営責任、権限を預けた以上、尊重すべきであるにもかかわらず校長が権限を発揮しようとすると、足をひっぱたり、妨害をする無責任体制を
つくってきた。校長の権限をどう考えているのか、校長はロボットなのか、現場の先生の意向をどう取り入れていくのか、都教委の考えを知りたい。瀬戸際の事件と考え、最初から応援してきた。都民の誰もが関わりのある問題です。」

三鷹高校元保護者「土肥校長は生徒のために全力で教育をしてきたと言ったが、本当にあんな校長先生ははじめてで、保護者にとっても衝撃でした。はじめは体育の先生かと思った。数学を教えてもらったり、いろんな面を持った先生だ。うちの娘は目 立たない平凡な子だが、そんな生徒でもきちんと覚えて一人ひとり見守ってくださる。 親として一番うれしい。その先生が、人間はいざとなったら立ち上がらなくてはならないこともあると身をもって示してくれた。これも先生の教育の一環と思う。

小川高校OB「土肥先生の授業は毎週楽しみだった。政治経済の重たいテーマで、難しいことも多かったが、楽しく教えてもらった。授業をことこまかに思い出せるのは 土肥先生くらい。最近になってテレビで土肥先生が出ているのを知り、同級生と連絡をとりあって「土肥先生の話を聞く会」を作った。この問題は根が深いので、この問題の中身を理解したい。」

同「土肥先生から習ったことで思い出すのは基本的人権。「ボクの大好きな基本的人権・・・」と歌ったほど。この提訴でも人権の大切さを身をもって示してくれた。」

会見後、司法記者クラブ前の廊下でミーティング。
土肥先生のお礼の挨拶のあと、吉峯弁護士の話。
「裁判官は傍聴席の人数や雰囲気も気にしている。この裁判は私にとっても面白く吉峯法律事務所をあげて取り組む。社会にとって瀬戸際の裁判だ。」

                              以上

追記)昨年より土肥先生を追って撮影を続けてきたオルタスジャパンのドキュメンタリ ーの放映は6月22日(月)深夜のフジテレビに決まったそうです。後日詳細をお知らせします。
                                    
mk記

=================================================================

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://pegasusbis.blog35.fc2.com/tb.php/164-282a2a32
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

プロフィール

yamamoto at fc2

Author:yamamoto at fc2
ペガサス・ブログ版の記事の一部をミラーリングします.全部の記事は上記オリジナルをご覧下さい.
ファスレーン365の本
原発事故対策マニュアル 増補新版旧版PDF
共産党カクサン部 (ヨーコ部員)


デモの後はNHKへ!ニュースのスタジオへ!
f_logo.jpg   youtubelogo.jpg yamamoto1999


zero.gif
はたして、911 は本当にテロだったのか。ZERO は、原版(イタリア語)の制作(2007年)以来、ローマ国際映画祭(2007年10月)、ブリュッセルEU議会場(2008年 2月)、ロシア国営放送(2008年9月)で上映された、対テロ戦争の原点を鋭くえぐる長編ドキュメンタリー。

mainimg180w.jpg

靖国問題ではビデオ「まだ軍服を着せますか?」もおすすめです:
紹介サイト当ブログ内

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる