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2018-06

なぜ #オキュパイ にいかないのか?

現在の衆院議席は,公文書改ざんと虚偽答弁,それを封印しての解散という幾重もの欺瞞の上にあり,今の国会に法案を審議する正当な資格など無くなっている.にも関わらず,また,法案を提出する行政トップ・安倍首相本人の数々の大ウソが明白であるにもかかわらず,多くの悪法が「強行採決」によって国会を通ってしまうかも知れない.憲法無視の違法状態と言うべきだろう.

これに対する人々の反撃は,この政権と国会のあまりの体たらくに,また幾つもの悪法法案の重大さに十分に見合っているとは思えない.この原因として,ある人はメディアの従順さを,またある人は「民度」をあげつらう.しかし言うまでもなく個々人にとって最も重要なことは,自分に(自分が属する組織に)何ができるかと言うことだ(昨年の記事「それぞれが今の自分の位置から10センチ左へ」も参照ください).

そこで,安倍政権とその政策,法案のひどさを理解している人たちに,そして団体関係者に呼びかけたい.どうすれば延長国会で悪法を止められるか,安倍を退陣に追い込めるか,と言う方法についてである.諸々の悪法を前にして「三選阻止」とか「次の選挙で」などと言っている場合ではない.

表面には現れにくくても,安倍政権に対する怒りを共有する人は相当な数いるはずだ.その人たちの潜在力をどう引き出すかと言うことが肝要だ.怒りを持っていてもどうしたらいいのか分からない,ちょっとやそっと行動したぐらいでは変わらないだろう,という「無力感」こそが行動を抑制していて,まさに無力にしているのではないか.どうすればこれらの膨大な人々をエンパワーすることができるのか,と言うことが焦点だろう.

CNou8JNUAAAdJYu.jpg大規模な集会だけでは,メディアの大方の無視により人々にその情報が届かない.そのためそのような行動があることさえ知りようがない.情報を届ける最後の手段は,例えば国会前の道路を連続的に「#オキュパイ」して,交通だけでなく国会活動に実効的な影響を及ぼし,メディアに報道をせざるをえなくすることだ.このような行動は,目の前の直接的効果を体験できることで参加者をエンパワーする.また祝祭性という重要な効果をもたらす.また,逮捕も恐れない覚悟ある行動は,このニュースを受け取る人に対して #行為によるプロパガンダ の効果を持つ.よく「激しい行動は国民に理解されない」などと言われるが,激しさゆえに説得力を持つと言う逆の要素もあるのだ.

戦争法反対運動での国会前道路の「#オキュパイ」は大きなインパクトがあったが,逆に「あれでも止められなかった」という負の記憶も残った.それを乗り越えられる要素は,このような行動形態の時間的持続性だろう.(右の写真は朝日新聞 映像報道部のツイッターから)

このような民衆行動の形態は,アジアやアラブ圏,南米なども含め,世界中でその効果が証明されている.「日本では無理」,「日本は特殊」と考える方がむしろ偏見と言うべきだろう.

憲法的政治システムの危機と言うべき状態に,行儀の良さを最重視する行動形態に固執するのは,どう考えても民主主義に誠実であるとは思えない.
#超法規的憲法保障

関連記事から:社会評論の短文を転載(戦争法反対運動の私的総括)/地方公聴会での「横浜ゲート」は市民運動の歴史を作った戦争法案の強行採決を阻止するには(再掲)

相良倫子さんのスピーチ

「沖縄慰霊の日」での相良倫子さんの素晴らしいスピーチは,メディアはもちろん,ネットでも多くの人が取り上げています.「沖縄県の中学生に説教される瞬間の安倍晋三」というコメントで,NHKの中継映像がネットで紹介されています.
shounou.jpg

問題のカットに字幕スーパーの加工をしました.

abe-supertitled.jpg
この,「戦力という愚かな力を持つことで、得られる平和など、本当は無いことを」という,非戦,非武装のメッセージを,護憲派と言われる政党や人々はどう受け止めたでしょうか.「文学的表現」で片付けて,少なくとも当面は,自衛隊の武装を容認するのでしょうか?

rikkenminshu-security.jpg立憲民主党の「外交・安全保障」政策から: 基本政策 – 外交・安全保障
「我が国周辺の安全保障環境を直視し、専守防衛のための自衛力を着実に整備して国民の生命・財産、領土・領海・領空を守ります。領域警備法の制定、周辺事態対処の強化などにより、主権を守るため現実的な安全保障政策を推進します。」

共産党の大会決議から
第3章(20)(2)

かなりの長期間にわたって、自衛隊と共存する期間が続くが、こういう期間に、急迫不正の主権侵害や大規模災害など、必要に迫られた場合には、自衛隊を活用することも含めて、あらゆる手段を使って国民の命を守る。

非武装は理想論だという人もいるでしょうが,よく考えれば「戦力で平和が得られる」との考えこそが理想論」だと分かるはずです.

毎日新聞のサイトから,相良さんの詩を転載します.

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再び「体制保証」について

trump-kim-sign-18.jpgまさしく歴史的な米朝サミットが開かれ,共同宣言が発表された.英文がいくつもの海外ニュースサイトに出ている.わずか399語,文字数で2000字余りの短いものだ.
Channel NewsAsiaABC NEWS
日本のメディアは「体制保証」と「完全な非核化」との取引のような言い方をしているが,その部分を見てみよう.
President Trump committed to provide security guarantees to the DPRK, and Chairman Kim Jong Un reaffirmed his firm and unwavering commitment to complete denuclearization of the Korean Peninsula.

「体制保証」に当たると思われるのは"security guarantees"であり,正確に訳すれば「安全保障」であるが,もちろん「日米安保」のような意味,つまり北朝鮮を他国からの脅威から守ると言うような意味ではあり得ない.「他国の脅威」とはアメリカ自身が及ぼす脅威に他ならず,要するに「戦争を仕掛けない」と言っているに過ぎない.約2週間前の記事「『体制保証』の言葉は意味を理解して使われているのか?」に書いたように,主権国家の不可侵は国際法の大原則であって,そもそも交渉のテーマであるはずがない.

またメディアは,北朝鮮の非核化は言うが,アメリカの非核化については全くひとことも言わない.まさにhttp://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2018-01-09#senryu">「俺は持つきみは捨てろよ核兵器」である.

とにかく,キム・ジョンウンとトランプが直接会って平和のステップを踏み出したことは素晴らしいことで,この2人と,関係者の努力を称賛したい.

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はたして、911 は本当にテロだったのか。ZERO は、原版(イタリア語)の制作(2007年)以来、ローマ国際映画祭(2007年10月)、ブリュッセルEU議会場(2008年 2月)、ロシア国営放送(2008年9月)で上映された、対テロ戦争の原点を鋭くえぐる長編ドキュメンタリー。

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