2008-05

九州大学に米軍戦闘機が墜落して40年

九州大学に米軍ファントム戦闘機が墜落して40年になります.それを記念したイベントが今週末の6月1日(日曜日)午後1時から,九大箱崎キャンパスで開かれます.
「米軍ファントム九大墜落40周年記念フォーラム」(九州大学同窓生九条の会のブログへのリンク)

当時私は「カメラ小僧」をやっていて,しょっちゅう写真を撮りまくっていました.昨夜それをひっくり返して,めぼしいものをスキャナーにかけましたので紹介します.(当日参加される方には,高解像度版へのパスワードをお知らせします.)

まずは,以前から展示している,ペガサス・サイトのファントム残骸の写真5枚をどうぞ.
new2st.gif大判写真を追加しました(05.31).


続きはこちらか,ペガサス・ブログ版へ.

こんな記事を意見広告に

今日(5月18日)のしんぶん赤旗の16ページは,「思いやり予算」問題をきわめてわかりやすく印象的に特集しています.これをそのまま一般紙の意見広告にしたら効果的だと思います.意見広告というと,賛同者の名前を蟻のように,というか,バクテリアのように小さな字で並べるというスタイルが今でもあるようですが,もっと進化しないといけません.メディアが報じない重要な問題を,紙面を買い取って報道するという報道型の「意見」広告も必要です.
クリックで拡大します.
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クラウチ教授の処方箋

「ポスト・デモクラシー」についての記事で,その結論部分について書く約束をしていました.それは次のようなことです.

(1)政党は重要だが,政治上の目標に向けた活動を,政党を介してのみ行うことに満足してはいけない.政党に対して外側から働きかける必要もある.(168ページ)

(2)議会に「陪審制」を導入する.「一ヶ月の会期で,国会の正規議員の一部(たとえば三分の一)が指定した少数の法案を無作為に選ばれた市民が吟味する.」「この議会は,法案の可決・否決をする権限をもつ.」(170ページ)

(3)党員や党の「熱烈な支持者が頑なに(党首脳に)忠実であろうとすればするほど,党首脳はそれを当たり前と考え」,一般市民の考えや利益を配慮することが少なくなる.したがって「政党が好ましい行動をしたら返礼し,そうでなければ罰を与える.」(171ページ)

(4)政党や組合以外の「大衆的運動」を,それが民主主義に役立つものか,その逆かを判断すること.(176ページ)

大衆的運動の役割は大きく,野党指導者も含む「政治エリートの助力がなくても,大規模な運動を組織するのは可能である.」(182ページ)

(5)集団ごとの共通利害・関心事・要求*を明確に定義すること.「政治的アイデンティティーの定義競争についても,既存政党による寡占分野の周辺に公開市場が求められる.」(180ページ)

(6)ロビー活動の重要性.「新旧の運動組織によるロビー団体を通じて活動すること.」(183ページ)

(7)直接行動の推奨と思われるような表現も見られる.

「私たちは自問しなければならない.そうしたデモ参加者が唱道する類の真に破壊的な行動を拡大することがないとすれば,いったい何がグローバル資本主義の害悪を止められるというのだろうか.」(185ページ)

* これは本の中では一般に「アイデンティティー」の語で,ある箇所では「人々を動員できるような争点」(177ページ)という言葉で表現されている.

最近の国会を見ていて特に重要と思い当たるのが項目(3)でしょう.自分が支持する政党であればあるほど,その真のパフォーマンスを厳しく監視しなければなりません(いわゆるTV画面やメディア受けする“パフォーマンス”に騙されないように).「裏切り」に勝る効果的な敵対行為はないからです.

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宇宙軍事化法案に反対するオンライン署名

「宇宙基本法」という名の宇宙軍事化法案に反対するネット署名が始まりました.国立天文台助教の石附澄夫さんの呼びかけによるものです.5月16日(金)中には発表するそうなので,署名される方はお急ぎ下さい.

我が国による宇宙の軍事利用を解禁する「宇宙基本法案」に反対するアピールのためのオンライン署

一次資料は次にあります.
「宇宙基本法案」
要綱

問題の条文は次です.「安全保障」は「防衛」つまり軍事を意味します.

(国際社会の平和及び安全の確保並びに我が国の安全保障)
第十四条 国は、国際社会の平和及び安全の確保並びに我が国の安全保障に資する宇宙開発を推進するため、必要な施策を講ずるものとする。

衆院通過のニュース(毎日)

5月11日に広島でファスレーン365の話をします

「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」の総会の記念シンポジウムにパネリストとして招待されました.一般参加OKとのことですので,近くの方はどうぞおいで下さい.

第8回HANWA総会・記念シンポジウム
核廃絶をめぐる内外の情勢と今後の展望

clydebankpolice320w.jpg日時: 2008年5月11日(日)
   2時~5時
場所: 広島平和記念資料館地下
    第一会議室
(シンポジウムは2時40分から)

(右の写真は現地の警察署ロビーの壁に掲げられた歓迎マークです.もちろん留置される人はこのロビーではなく,裏から入ります.)

以下,同会のウェブサイトから転載します.
http://www.e-hanwa.org/formembers/2008/255

中国新聞のウェブ版に記事が出ています.
毎日新聞にも出ています.ヤフーニュースへの転載
new2st.gif私の発言部分の録音はオリジナルサイトの記事をご覧下さい.

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映画「靖国」

9条世界会議のことは後回しにして,6日に東京で観た映画「靖国」について.

優れた映画だ.ナレーションは一切ないが,監督のメッセージは明確に伝わってくる.靖国とは,肉親を祀る社として信仰する遺族にとっては,かけがえのない慰霊の場なのかも知れない.しかしこの施設が現実に及ぼしてきた,そして今も及ぼしている機能は,巨大な暴力の磁場を作り続ける装置としてのそれである.この磁場に感応する人に,寛容さとは対極の,強烈な排他性のエネルギーを供給し続ける.この神社のご神体が刀であるのは極めて象徴的である.当ブログの別の記事で表現したように,ドイツに置き換えればまさしく「ネオ・ナチの施設」である.

この映画では長回しが多い.これは,映画とはそもそも編集の産物なのだが,しかし一つのイベントないし対話については,編集しないでそのまま見せるという監督の態度によるのではないかと想像した.刀匠の刈谷さんと監督との対話のシーンが何度も出てくるが,職人は寡黙で,沈黙の時間が長い.普通はカットしてしゃべっている部分だけをつなぐのだろうが,時間を分断せず丸ごと観客に共有させているという感じだ.

境内でのシーンには,警察によるあきらかな「拉致・監禁」の現行犯に終わる映像が収められている.警察自身が起こした犯罪である.これも長回しである.拉致された,口から血を流していた青年がその後どうなったか気になる.

遊就館のシーンのバックに津軽三味線が流れるが,これはちょっと理解できない.津軽三味線を貶めているように思えた.映画が終わりエンドロールが消えて拍手をしたが,それは全部で3~4人ほどで,すぐに消えた.観客は多様で幅広かったという証拠か.

cine-amuseW300capt.jpg上映前から,スクリーン横にガードマンと,館の支配人らしき年配の紳士が立っている.二人は上映中ずっと中に居た.もちろんこんな風景も初めて見る.戦前の時代に官憲が発した「弁士中止!」という言葉を思い出した.立っているのはガードマンという民間人で,しかも「弁士」を守るために立っているのだが・・・.

大変な盛況で,朝9時半に並んで午後1時のチケットを買ったが,開始前20分に館に到着したとき,その日のチケットはすべて売り切れていた.

有村治子,稲田朋美の両議員は,国会議員としては失格だが,この映画の広報宣伝担当としては抜群の業績を上げてくれた.彼女らの活動は,広告宣伝費に換算すればいったいいくらになるだろう.映画のエンドロールに両名の名前を入れるべきではないだろうか?

ディズニーランドなみの混雑ーー9条世界会議

初日は7千人の会場に入りきれない人が2千人も出て,急遽近くの公園で,メインスピーカーの二人,マイレッド・マグワイアさんとコーラ・ワイスさんの二人がそこでスピーチをしたとのことです.昨日の分科会も,何と昼前にはチケット完売で,その後来た人は入れなかったようです.

私は幸いにも両日とも入れましたが,内部は両日ともディズニーランドなみの(未だ行ったことはないですが)混雑でした.二日目の分科会でも,セッションの間の時間,ロビーは人であふれ,各部屋の入り口には座席を確保するための長い行列が出来る始末.午後最初のセッションで私が参加した「海外から見た憲法9条」は,ついに部屋に入れない人が出ました.室内は超エコノミークラス状態.この分科会の主催者は,人が集まるか心配で一番小さい部屋をリクエストしたのだそうです.むしろ逆の心配をすべきだったわけです.

photo10w250capt.jpg詳しくは帰宅後記事にしたいと思いますが,基調講演者のマイレッド・マグワイアさんについてひとこと書きます.彼女は北アイルランド人で,そこでの紛争解決の功績に対して1976年ノーベル平和賞を受賞しています.同時に彼女は,このブログで再三紹介している「ファスレーン365」の参加者でもあります.基調講演でファスレーン365にも触れるのではないかと密かに期待したのですが,それはなかったようです.

彼女は2006年12月のアイルランドチームの封鎖の際「ロックオン」に加わり逮捕もされました.下から三人目がマグワイアさんです.
Smiley Happy Blockaders
この写真も含め,詳しい情報は次をどうぞ.
http://www.faslane365.org/en/blockade_photos/smiley_happy_blockaders?size=preview
http://www.faslane365.org/en/ireland/ireland_photo_gallery
http://www.faslane365.org/en/ireland

(基調講演するマグワイアさんの写真は,インターネット新聞JANJANの次の記事から拝借しました.)
http://www.news.janjan.jp/government/0805/0805066499/1.php

アインシュタインのエッセイ「何故社会主義か」の全文を転載

アインシュタインのエッセイ「何故社会主義か」は,3年ほど前にその一部を紹介しましたが,このほどその日本語訳の転載許可をもらったので,以下に全文を掲載します.

何故社会主義か
http://www.geocities.jp/chikushijiro2002/historical/whysocialism.html
(個人サイト「ペガサス」のミラーサイトです.本サーバーには連休明けにアップロードします.)

「新」「自由」主義という,なぜか反対派からも美名で呼ばれている資本主義過激派のイデオロギーですが,その害毒に世界は大きな被害を受けています.そのような現在に最もマッチする歴史的文献だと思います.決して古いどころではありません.もちろん当時はグローバル企業やグローバリゼーションの問題は存在せず,その点は先日紹介した「ポスト・デモクラシー」という本がカバーしてくれます.

小林多喜二の「蟹工船」が注目されていると聞きますが,さらに,20世紀を代表する知性の一人であるアインシュタインの社会主義論も,広く読まれれば,今日の社会に大きなインパクトを与えると思います.

以下,当ブログの関連記事です.
アインシュタインは社会主義者だった
アインシュタインの文章,今回の選挙の評論でもおかしくない

「歌わせたい男たち」は是非ビデオ化を

「歌わせたい男たち」の地方公演を福岡市で観ることができた.東京都の公立学校での「日の丸・君が代」強制の状況を喜劇に仕立てた永井愛の作品である.日本人の長所とされる勤勉さ,几帳面さが,全く見当違いの方向で徹底的に発揮されるとどうなるか,その悲喜劇がコミカルかつシリアスに描かれている.主演の戸田恵子はスタイルも良く,とても美人に見えた.最後の方でア・カペラでシャンソンを歌うが,きれいな声で結構うまい.

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ペガサス・ブログ版の記事の一部をミラーリングします.全部の記事は上記オリジナルをご覧下さい.
ファスレーン365の本
原発事故対策マニュアル 増補新版旧版PDF
共産党カクサン部 (ヨーコ部員)


デモの後はNHKへ!ニュースのスタジオへ!
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はたして、911 は本当にテロだったのか。ZERO は、原版(イタリア語)の制作(2007年)以来、ローマ国際映画祭(2007年10月)、ブリュッセルEU議会場(2008年 2月)、ロシア国営放送(2008年9月)で上映された、対テロ戦争の原点を鋭くえぐる長編ドキュメンタリー。

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靖国問題ではビデオ「まだ軍服を着せますか?」もおすすめです:
紹介サイト当ブログ内

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