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2019-02

「不服従のフランス」の旧左翼への批判 - 黄色いベスト運動に関して

melanchon.jpg黄色いベスト運動に対する、フランス社会党、共産党など従来の左翼の動きが分かりません。その一端がわかるような、「不服従のフランス」の旧左翼への見解が、2月7日付けのフランス版ハフィントン・ポストに出ていて、メランションがツイッターでリンクしています。

この種の日本語の情報がほとんどないので、例によってgoogle翻訳の助けを借りて訳してみました。何とか意味が通りそうというところまで手を入れました。丁寧にはチェックしていないので、機械翻訳の荒削りなままのところが多々あります(そもそもタイトルの訳がこれでいいのか自信がありません)。また、"France insoumise" はgoogle翻訳の辞書にはないようで、「劣等のフランス」などとんでもない訳が返ってきます。この部分に関しては、「修正を提案」で送り返し、度々の利用へのお礼をしました。
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La vieille gauche n’est pas à la hauteur du moment politique

古い左翼は政治的議論のきっかけにまで達していない


今の政治的な動きと古い伝統的な左派を担当する人々の行動との間に、そのようなギャップはどこまで、そしてどの程度までありますか?

12週間以上の間、何十万もの女性と男性が、お金、競争、そして不平等によって支配される社会を終わらせたいという彼らの願望を表明するために黄色いベストを着ていました。彼らの要求では、彼らは富の共有と権力の共有を要求します。彼らはエマニュエル・マクロンに対するヒューマニストの、社会的、民主主義的な反対運動の一部です。権力は権威主義的な流れの方向の手段を取ることによって彼らに対応します。その抑圧は1700人の負傷者、18人の失明、5人が手を失い、7000人の警察による拘留および2ヶ月で1000人の有罪判決を受けた。議会では、政府と大多数が依然として抗議する権利をかなり制限する法律を可決している。

これらすべてに、他のすべての共和国前進と共和国大統領がよりも多くを表現する人々の軽蔑が加わり、特に彼らの誓いの中で黄色のベストを「憎しみの群衆」との表現が加わりました。彼は今、「変わり者のイエロー・ベスト」と嘲ります。非常に多くの元左派指導者たちが、運動への支持を表明する前に自分自身を正当化することを余儀なくされていると感じていることは残念です。彼らが我々に彼らに与えている支援を「ポピュリスト流」と表現することはさらに恥ずかしいことです。私たちはどんな逸脱について話しているのですか?

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「黄色のベスト」,26日夜のWBSの画面から

テレビ東京のWBSが24日土曜日のパリの様子を26日に報じました.画面クリップを10枚紹介します.
1.jpg
3.jpg

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「日本人はおとなしく従順」という集団自己暗示

日本人は(政治的に)おとなしい,従順だ,という集団的自己評価が言わばこの社会で「定説」となっているようだ.だいぶ前だが,本多勝一氏も「従順なヒツジ遺伝子S型が七割を占める体制順応民族・日本人」などと述べている.しかし(あるかないかわからない)遺伝子を政治文化のレベルに結びつけるのは,血液型で性格を判断するのと五十歩百歩だろう.むしろ,そのような「自己評価」や言説それ自体が日本人をおとなしく従順にしているという,一種の自己暗示の面も無視できないだろう.

 実際,我々の祖先が「体制順応」的でなかった証拠として,多くの一揆の史実がある.北部九州地域に限っても,1754年の「久留米藩大一揆」,1771年の「虹の松原一揆」がある.いずれも一揆側が部分的にせよ要求を勝ち取っている(後者は完全非暴力である).ところがこのような歴史は学校教育では全くと言っていいほど教えられないため,上記のような「大人しく従順」という説を信じ込み易いのだろう.先週土曜日のパリ・シャンゼリゼ大通りを占拠した「黄色いベスト」,我々は彼らの行動をただ指をくわえて見ていることしかできないのだろうか?しかしこの国の数多い一揆の歴史を見れば,もしかするとそれに甘んじなくてもいのかも知れないのだ.

 虹の松原一揆は歴史の本で知っていたが,この久留米藩大一揆は,久留米の原住民でありながら,つい先日の,中学校PTAのOB飲み会で出た話で初めて知った(このOB会はもう20年以上も続いている).そこでは安倍内閣にも話題が及んだが,参加者9人の全員が「不支持」で一致した.つまりこのサンプルでは内閣支持率は零パーセントだった.メンバーの年齢分布は当然偏っているが,政治的傾向は,左右の座標軸でどちらかに偏っているとも思えない.ということで,大手メディアが流す40%を超えるような内閣支持率というのはフェイクではないか思われる.

 メディアの報道が大勢として政治的に大きく歪められているというのは,政治リテラシー・メディアリテラシーを自認する市民にとって常識だが,同じ大手メディアでも世論調査の結果だけは100%信用できると考えるとしたら,それはむしろ不自然だろう.

平和研究集会での発表から

先週土曜,佐賀大学で平和学会の九州地区研究会が開かれ,原発問題を中心にスピーチをしました.福島原発事故ことや玄海原発再稼働反対運動が主な内容です.最後の方で,「市民的不服従」という運動形態の重要性を強調しました.この部分が特に目新しいと思いますので,とりあえずその内容を紹介します.(1401577.gif22日追記:当日スライドで紹介した吉田所長の「チェルノブイリの10倍」発言を、門田氏の著書「死の淵を見た男」からこちらに引用

タイトルと見出しは次の通りです.
玄海原発再稼働と市民運動
1 「311」以前
2 福島原発事故の衝撃
3 再稼働をめぐる第1次攻防(2011〜2016年)
4 再稼働をめぐる第2次攻防(2017年以降)
5 福島原発事故の現在
6 対抗勢力の活動における重要な,また新しい形態について

それでは,この最後の「6」の部分を以下に全文紹介します.[ ]で囲まれた数字は注の番号で,末尾にあります.なお,全文のpdfスライド付録(時系列表)も公開します.

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6 対抗勢力の活動における重要な,また新しい形態について

対抗勢力の運動に関して,次の二つの「不服従」の重要性を強調したい.
不服従(1)市民的不服従,市民的抵抗,または非暴力直接行動(NVDA)
不服従(2)組織上の不服従

まず不服従(1)の市民的不服従について.簡潔な定義を,とりあえずウィキペディアから引用する(スライド28).
良心*にもとづき従うことができないと考えた特定の法律や命令に非暴力的手段で公然と違反する行為.個人的になされることも,集団的になされることもある.通常は特定の法律・政策に絞って行われる.(ウィキペディア2018年11月=寺島俊穂『市民的不服従』)

*私は「良心」に加え,「あるいはさらに憲法や国際法など上位の法規範」を追加することを提案したい.

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住民を帰還させている「年20ミリシーベルト」を体感して下さい

tvasahi181026.jpg高線量地域に帰還させる政策を取っている日本に,国連人権理事会がこれをやめるよう求める声明を出したというニュースが26日に流れました.
子供や女性は帰還しないで 国連の声明に政府は懸念(TV朝日)

国連報告者、福島事故の帰還で日本を批判(日経)
(毎日と赤旗の26日から28日までの紙面をチェックしましたが,1行もなし.重大な隠蔽です.ウェブ上で見つかるのも日経だけ.)

これに関して日本政府が「特別報告者の指摘は誤解」と反論しているとのことですが,これをおしどりマコ・ケンさんが的確に批判しています.
http://oshidori-makoken.com/?p=3757

要するに政府は,「ICRP2007年勧告は年間の被ばく量で20ミリシーベルトから100ミリシーベルトまでとしているが,その最低値の20ミリシーベルト以下にしている」と言うが,これは政府の「現存ひばく状況」という解釈と矛盾している,というのです.つまり,「現存被ばく状況」の範囲は年間1から20ミリシーベルトなので,最低値ではなく最大値になっている,ということです.
ややこしい話で,またICRP勧告というものも「業界より」との批判もあるのですが,そのICRP勧告ですら政府官僚はちゃんと理解していないということです.官僚システム特有の人事異動システムのため,新任の人がまともに勉強するヒマがなかったということでしょうか.

さてこの「年間20ミリシーベルト」ですが,自然放射線は1ミリ程度ですから,その20倍というとんでもない値です.でもすぐに病気になるわけでもないし,痛くも痒くもないので,危険を感じにくいのでしょう.それを「体感」するには,ガイガーカウンターの鳴りかたを見る(聞く)のが一番ということで,3.11直後からそれをYoutubeで公開しています.この際,再度これにリンクします.(追記:当然土壌も汚染されているので,食物や水からの内部被曝が追加されます.)

まず,平常値.


年間約19ミリシーベルト相当

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原発事故対策マニュアル 増補新版旧版PDF
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デモの後はNHKへ!ニュースのスタジオへ!
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はたして、911 は本当にテロだったのか。ZERO は、原版(イタリア語)の制作(2007年)以来、ローマ国際映画祭(2007年10月)、ブリュッセルEU議会場(2008年 2月)、ロシア国営放送(2008年9月)で上映された、対テロ戦争の原点を鋭くえぐる長編ドキュメンタリー。

mainimg180w.jpg

靖国問題ではビデオ「まだ軍服を着せますか?」もおすすめです:
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